組織とは、生きて動いている現代社会の一部分であり、指導者とは、その一部分の中の主導的な細胞のようなものである。

 (法務局登記番号:1600-05-010309) 
          

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全国同和社 指導者の心得

 組織とは、生きて動いている現代社会の一部分であり、指導者とは、その一部分の中の主導的な細胞のようなものである。
 したがって、部落差別解消という崇高な使命を掲げるわれわれの組織の指導者は、倫理綱領の精神に基づき次のことに努めなければならない。

1.組織の民主化及び近代化と組織的エネルギーの新しい創造。
 近代的運動とは、組織傘下の住民の願いを掘り起こし総括して、日常の生活と幸福が現実に結び合うように、そして、それが組織内へ公正平等に浸透するように常に組織全体のものにすることにある。
 またその結果、皆の人が組織を愛し、組織そのものに納得し、結集してそこから新しい知識や力、新しい意欲や行動力を生むことにある。

2.組織の重点目標と指導体制の刷新。
 近代的運動を展開するためには、常に日々の住民の願いを吸収することのできる組織目標が具体的になっていなければならない。
 また、この目標の達成が可能な組織能力、すなわち指導体制の確立や刷新が特に大事である。
 目標が明確にたてられていない組織は、住民の日常生活と直結するところが少ないので組織そのものが有名無実となったり、弱くなったり、組織離反、組織不統一等の各種の現象がでてくる。

3.組織理論の近代化、高度化と実践理論の確立。
 組織内部の派閥抗争や独善主義等は、組織理論の近代化や高度化及びその実践理論の確立がなされていない場合におこりやすい。
 そして、組織と住民の手が結び合っていないときにもおこる現象である。
 組織は、全体のものであって個人のものではないので、指導者は、指導理念と同時に全体への奉仕理念が必要であり、このことが理論の近代化や高度化、実践理論の確立へつながる重要な出発点になる。
 そして、時代の前進に遅れてはいけない。

4.組織意志を統一するための対話や討議と決定。
 組織とは、基本的には目標や利害得失あるいは、思想・信条・考え方・進み方等を同じくするものの集合体である。
 このため組織内部の公正平等な対話と討議が自由になされ、すべての対象地域住民から学びながらその願いを吸収し、民主的に指導者の総意が集約統一される必要がある。
 またこのことは、組織の自浄能力の育成と近代化のために特に必要である。

5.組織指導者の知識・認識。
 わが組織の指導者は、部落差別問題に対する知識、社会全体の時流についての正しい知識、政治と行政に対する具体的な知識、組織実態に関する正しい認識の4点が特に必要である。

6.組織指導者の姿勢。
 指導者は、自らに対しても、組織に対しても、冷厳なものや、自制を厳しく要求されることが多い。
 群集心理に押し流されて、結果として社会性を失い組織を自滅させてはいけない。

7.組織指導者の責任性。
 指導者は、自己と組織と社会の3つに対して責任を持っていなければならない。
 それは、組織そのものが社会全体の前進と深く関係していて社会的責任が要求されるからである。



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